量子物性研究グループ

 

教授
戸川 欣彦
Yoshihiko Togawa

B4棟1階W109 [内線3557]

准教授
宍戸 寛明
Hiroaki Shishido

B4棟1階W110 [内線6526]

助教
高阪 勇輔
Yusuke Kousaka

B4棟1階W110 [内線6526]


現代社会ではデジタル化される情報の総量が膨張し、その情報処理に係わる電子素子が消費する総電力量も急激に増加しています。情報社会を維持するには革新的なエレクトロニクスの開発が急務です。そのためにはエレクトロニクスの担い手である電子が示すふたつの特性(電荷とスピン)をこれまでにない視点から理解することが重要です。本研究グループでは、これまでほとんど活用されてこなかったスピン物性の解明とそのデバイス応用の研究を進めています。「いかに磁気の根源である電子スピンを操り、量子力学的なスピンの特性を読み解くか」という基礎物理学的な問題に取り組むと同時に、「ハードディスクデバイスを中心とする情報処理技術の限界を突破する」という産業界の要望に応えることを目指しています。

極低温にしたり、強磁場をかけたり、サイズを小さくすることにより電子が粒子としての性質と波としての性質を併せ持つ量子現象がより顕著にあらわれるようになります。超伝導はたくさんの電子の運動がそろい、同じ波として振る舞うようになった状態であり、マクロにあらわれる量子現象の代表例です。極低温・強磁場環境での測定技術と微細加工技術により、新しい量子現象の探索と新規技術の開発を行っています。

  

スピン位相エレクトロニクスの創出
キラル磁気秩序におけるスピン位相コヒーレント制御
キラル磁性・強磁性・超伝導現象の協奏による新規物性の開拓
透過型電子顕微鏡法を用いたスピンエレクトロニクス研究
強磁性ドメインダイナミクスの制御
電子顕微鏡法を用いた電磁ダイナミクス解析
低温技術の開発
電子線物理学の探求
超伝導格子・粒子線検出器の開発
ナノ構造超伝導体による新規物性と応用
希土類フリーの新規強磁性体の開発
パルス強磁場を利用した物性研究
超伝導体・磁性体の単結晶育成と基礎物性
超伝導体・強相関電子系物質の高品質エピタキシャル薄膜の作製