研究(Research)

 プラズモニクス、ナノフォトニクス、レーザー応用、医療工学応用をキーワードに、基礎からデバイス応用まで含めた幅広い研究を進めています。
 高真空反応性蒸着装置、RFスパッター、原子層堆積装置等を駆使して様々なナノ構造材料を作製し、フェムト秒レーザー、ストリークカメラ、時間相関単光子計測、原子間力顕微鏡と近接場光学顕微鏡の融合装置等によってその光学特性を評価しています。加えて有限差分時間領域(FDTD)法、厳密結合波解析(RCWA)法等の電磁場解析シミュレーションも行い、実験と計算の両面から研究を進めています。また医療工学応用にはレーザーの他に超音波も用いています。

 研究目標として、プラズモニクスを用いた発光デバイス、太陽電池、光センサ等のデバイスの高効率化・実用化を目指しつつ、その物理・原理を詳細に解明して新しい学術分野として確立し、様々な光技術の限界を突破する新たな技術基盤の創成を目指しています。
 また医療診断・治療のための新しい光イメージング法や光計測法を提案し、その開発を行っています。また、それらの開発に必要な光源システムの開発やその評価法の確立も同時に進めています。